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江戸時代へタイムスリップ!箱根の関所の見どころと楽しみ方を徹底解説

*PR含む内容になります

江戸時代へタイムスリップ!箱根の関所の見どころと楽しみ方を徹底解説

こんにちは!内谷慶です!

年末年始は小田原・箱根で今年は過ごすことになった内谷家ですが、有名な観光名所は、人混みが凄すぎました!

そこで、箱根の中でも、知る人ぞ知る名所に行くことにしました!それが「箱根の関所」です!

 

箱根旅行を計画していて、「箱根関所って何があるの?」「見学する価値はあるの?」「どのくらいの時間が必要?」といった疑問をお持ちではありませんか?

確かに、箱根関所は単なる「古い建物」と思われがちで、「現代の観光地として楽しめるの?」という不安を抱く方も多いでしょう。しかし、この認識は大きな間違いです!

箱根関所は、江戸時代の姿を完全復元した日本で唯一の関所として、歴史ファンだけでなく、家族連れや若いカップルまで幅広い世代が楽しめる魅力的な観光スポットなのです。実際の江戸時代の雰囲気を体感でき、芦ノ湖と富士山の絶景も同時に楽しめる、まさに一石二鳥の観光地です。

この記事では、箱根関所の見どころから歴史、アクセス方法、お得な情報まで、初心者でも安心して楽しめるよう詳しく解説します。読み終える頃には、きっと「今すぐ箱根関所に行ってみたい!」と思うはずです。

そもそも【箱根関所】とは?見どころや魅力を知ろう!

【関所とは?】なぜ箱根に?その役割を初心者向けに解説

箱根関所(はこねせきしょ)は、江戸時代に東海道の交通を監視・取り締まるために設置された、現代でいう「国境の検問所」のような施設でした。1619年(元和5年)に徳川幕府によって箱根・芦ノ湖畔に設けられ、明治2年(1869年)までの約250年間、江戸の安全を守る重要な役割を果たしていました。

なぜ箱根に関所が必要だったのか?

箱根は東海道の険しい山道で、江戸(東京)への入り口として地理的に重要な場所でした。まるで現代の高速道路のインターチェンジのように、ここを通らなければ江戸には入れない、まさに「交通の要所」だったのです。

関所の主な役割

  1. 「出女」(でおんな)の取り締まり:大名の妻子など女性の無断出国を防ぐ
  2. 「入り鉄砲」の監視:武器の江戸への持ち込みを阻止
  3. 通行手形の確認:身分や目的をチェックし、怪しい人物の通行を防ぐ

当時の人々にとって関所は「通るのが怖い場所」でもありました。違反者には重い罰が科され、場合によっては命に関わることもあったからです。しかし、だからこそ江戸の平和が保たれていたとも言えるでしょう。

復元された江戸時代の関所には【何がある?】

現在の箱根関所は、2007年に江戸時代の姿を完全復元した施設です。「復元」といっても、ただ新しく建て直したわけではありません。江戸時代末期の「相州御関所御修復出来形帳」という詳細な修理記録と、実際の発掘調査の結果をもとに、当時の大工・石工技術や資材を用いて忠実に再現されています。

関所内にある主な施設

  • 番所(おおばんしょ):旅人の取り調べを行う中心的な建物
  • 上番休息所(じょうばんきゅうそくしょ):役人が休憩する場所
  • 足軽番所(あしがるばんしょ):下級武士が詰める詰所
  • 遠見番所(とおみばんしょ)芦ノ湖を見張る展望台
  • 獄屋(ごくや):違反者を収容する牢屋
  • 厩(うまや):馬を繋いでおく建物

隣接する箱根関所資料館

関所と一緒に見学できる資料館では、以下のような貴重な展示を見ることができます:

  • 当時の通行手形や高札(法令を記した掲示板)
  • 大名行列のミニチュア模型
  • 関所の役割や江戸時代の交通事情を説明するパネル
  • 復元工事の過程を紹介する資料

これらの展示により、単に建物を見るだけでなく、江戸時代の人々の生活や関所の実際の運営方法まで理解できるのです。

ここだけは押さえたい!【見どころ】3選

①リアルな人形が展示された大番所

番所は関所のメインスポットです。ここには等身大の人形が配置され、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような臨場感を味わえます。役人が旅人を取り調べている様子が再現されており、当時の緊張感が伝わってきます。人形の表情や服装も細部まで作り込まれているため、写真撮影スポットとしても人気です。

特に注目すべきは、女性の取り調べの厳しさを表現した展示です。「出女」の監視がいかに厳格だったかがよく分かり、江戸時代の社会制度について考えさせられます。

芦ノ湖と富士山を望む絶景

69段の階段を上った先にある遠見番所からの眺望は、箱根関所最大の魅力の一つです。眼下に広がる芦ノ湖の美しい湖面と、晴れた日には雄大な富士山を一望できます。

この絶景ポイントは、ただ美しいだけでなく、江戸時代の番人たちも同じ景色を見ながら見張りをしていたという歴史的な意味もあります。現代の私たちが見ている景色と、数百年前の人々が見ていた景色がほぼ同じというのは、とても感慨深いものがあります。

特に夕方の時間帯は、湖面に反射する夕日が美しく、ロマンチックな雰囲気も楽しめます。

③牢屋に入れる?獄屋での体験

獄屋(牢屋)は、現在でも中に入って体験することができます。実際に格子の向こう側から外を見ると、当時の罪人の気持ちが少し理解できるかもしれません。子どもたちには特に人気のスポットで、「牢屋に入った!」という貴重な体験ができます。

ただし、この獄屋は決して観光用の「お遊び」ではありません。江戸時代には実際にここで違反者が処罰を受けていた場所であり、当時の厳しい社会制度を物語る重要な史跡でもあります。

見学の【滞在時間】はどれくらい?モデルコースも紹介

箱根関所の見学にかかる時間は、通常30分から1時間程度が目安です。展示や景色をじっくり楽しみたい場合は1時間30分ほど見ておくと安心です。

効率的なモデルコース

  1. Step 1:箱根関所入口から入場(5分)
    チケット購入後、まずは入口で配布されるパンフレットを受け取りましょう。見学順路や各施設の説明が詳しく書かれているので、効率的に回ることができます。
  2. Step 2:関所内施設の見学(20-30分)



    番所(取調べの場)→上番休息所→足軽番所→獄屋の順番で見学します。各施設には説明パネルが設置されているので、江戸時代の関所の機能を理解しながら見学できます。人形の展示も見逃さずに!
  3. Step 3:遠見番所・展望広場で絶景を満喫(15分)



    69段の階段は少しきついですが、上った先の絶景は疲れを忘れさせてくれます。芦ノ湖と富士山の写真撮影も忘れずに。晴れた日なら、ここで少し時間をかけてゆっくりと景色を楽しみましょう。
  4. Step 4:箱根関所資料館で歴史を深く学ぶ(20-30分)

     

    関所の見学後は、隣接する資料館へ。通行手形や大名行列のミニチュア展示、関所の歴史資料などを鑑賞できます。関所で見たものの背景がより深く理解できるでしょう。
  5. Step 5:お土産購入(10分)

     


    資料館内の売店で、箱根寄木細工などのオリジナルグッズやお土産を購入できます。

時間に余裕がある場合のおすすめ

  • 恩賜箱根公園との組み合わせ(徒歩5分)
  • 芦ノ湖畔の散策
  • 箱根神社への参拝(徒歩15分)

知ればもっと面白い!箱根関所の歴史を深掘り

内谷がAIで作成した画像です

誰が作った?設置を命じたのは徳川家康

箱根関所の設置を命じたのは、江戸幕府の創設者である徳川家康です。ただし、実際の設置は家康の死後、元和5年(1619年)に徳川幕府によって行われました。

なぜ家康は関所の設置を重視したのか?

家康は戦国時代の混乱を終わらせ、長期的な平和を実現するために「江戸防衛システム」を構築しました。その中核が各地の関所だったのです。特に箱根関所は、西国(関西方面)から江戸への入り口として最重要の位置にありました。

家康の戦略的思考

  1. 地理的優位性:箱根の険しい地形を活用した天然の要塞
  2. 心理的効果:厳格な取り締まりによる犯罪抑制効果
  3. 情報収集:通行者から各地の情報を収集

現代で例えるなら、空港の出入国管理や高速道路の料金所のような役割を、一つの関所で担っていたのです。家康の先見性と戦略的思考の深さがうかがえます。

約250年にわたる【歴史】と復元までの道のり

江戸時代から現存する石段

江戸時代の箱根関所

箱根関所は元和5年(1619年)の設置から明治2年(1869年)の廃止まで、約250年間にわたって東海道の要衝としての役割を果たしました。この長期間、一度も大きな混乱なく運営されたことは、江戸幕府の統治システムの優秀さを物語っています。

主な出来事

  • 1619年:関所設置
  • 1640年代:「出女」取り締まりの強化
  • 1800年代:幕末の動乱期でも機能を維持
  • 1869年:明治維新とともに廃止

明治時代以降の変遷

明治時代に入ると、関所制度は時代に合わないものとして廃止されました。建物も徐々に朽ち果て、長い間その姿を消していました。まるで江戸時代の記憶が薄れていくかのように...。

復元プロジェクトの奇跡

転機が訪れたのは1983年。江戸時代末期の「相州御関所御修復出来形帳」という詳細な修理記録が発見されたのです。この文書には、関所の建物の寸法、構造、使用材料まで事細かに記録されており、「設計図」のような役割を果たしました。

復元工事の特徴

  • 江戸時代の大工・石工技術の再現
  • 当時と同じ材料(木材、石材)の使用
  • 伝統工法による施工
  • 考古学的発掘調査との照合

2007年(平成19年)の完成まで、まさに「江戸時代の職人技術の復活」とも言える壮大なプロジェクトでした。現在の箱根関所は、単なる「復元建築」ではなく、「江戸時代の技術と現代の学術研究の融合」による文化的価値の高い史跡なのです。

これで完璧!【箱根 関所】へ行くための完全ガイド

内谷がAIで作成した画像です

【場所】はどこ?電車・バス・車でのアクセス方法

基本情報

電車・バスでのアクセス(おすすめ)

東京方面から

  1. 新宿駅小田急線「小田原駅」(約1時間)
  2. 小田原駅箱根登山バス箱根町港行」(約55分)
  3. 「箱根関所跡」バス停下車→徒歩2分

箱根湯本経由(温泉も楽しみたい方におすすめ)

  1. 箱根湯本駅箱根登山バス箱根町港行」(約40分)
  2. 「箱根関所跡」バス停下車→徒歩2分

伊豆箱根バスも利用可能

  • 小田原駅から「箱根関所跡行」で直通(約55分)

車でのアクセス

東京方面から

関西方面から

  • 東名御殿場IC→国道138号・1号経由(約50分)

静岡方面から

交通渋滞の注意点
土日祝日、特にGWや紅葉シーズンは大変混雑します。早朝(8時前)または夕方(16時以降)の移動がおすすめです。

【駐車場】情報!料金や収容台数をチェック

 

箱根関所には専用駐車場がありませんが、近隣に複数の有料駐車場があります。

最寄り駐車場:神奈川県立恩賜箱根公園駐車場

  • 距離:箱根関所資料館から徒歩1~2分
  • 料金:普通車1時間320円、二輪車110円
  • 駐車台数:約62台(普通車)
  • 営業時間:7:00~21:00(入場は19:00まで)
  • 特徴:最も便利でアクセス良好

その他の駐車場オプション

駐車場利用のコツ

  1. 早めの到着:観光シーズンは9時前の到着がおすすめ
  2. 平日利用:土日に比べて混雑が少ない
  3. 公共交通機関との併用パークアンドライドの活用

注意事項
繁忙期は満車の可能性があるため、公共交通機関も選択肢に入れておきましょう。料金は現金またはICカード対応です。大型バスは事前予約が必要な場合があります。

【入場料】はいくら?お得な割引情報も忘れずに

内谷がAIで作成した画像です

基本料金(箱根関所・資料館共通)

  • 大人:500円
  • 小人(小学生):250円
  • 未就学児:無料

割引制度でお得に!

箱根フリーパス等提示割引

  • 大人:500円→400円(100円OFF)
  • 小人:250円→150円(100円OFF)

団体割引(20名以上)

  • 大人:500円→400円
  • 小人:250円→200円

障がい者割引

  • 障がい者手帳提示で本人と介護者1名が無料
  • 事前の申請は不要

年間パスポート

  • 大人:1,000円(年2回以上の訪問でお得)
  • 小人:500円

お得な利用方法

  1. 箱根フリーパス:交通費+割引でトータルでお得
  2. 平日割引キャンペーン:時期により特別割引あり
  3. 近隣施設との共通券:恩賜箱根公園との組み合わせ

料金に含まれるもの

  • 箱根関所の見学
  • 箱根関所資料館の入館
  • パンフレット
  • 音声ガイド(希望者、日本語・英語対応)

【営業時間】と【休館日】は事前に確認しよう

営業時間

  • 3月1日~11月30日:9:00~17:00
  • 12月1日~2月末日:9:00~16:30
  • 入場は閉館の30分前まで

定休日

  • 年中無休

特別開館・イベント時間

  • ゴールデンウィークや夏休み期間:通常通り
  • 年末年始:通常営業(要確認)
  • 特別展示期間:延長営業の場合あり

訪問のベストタイミング

  1. 平日の午前中:混雑が少なく、ゆっくり見学可能
  2. 夕方近く:夕日と芦ノ湖の美しいコラボレーション
  3. 春・秋:気候が良く、富士山も見えやすい

注意事項
悪天候時も基本的には営業しますが、台風など特別警報時は臨時休館の可能性もあります。最新情報は必ず公式サイトで確認をしてください。

関所周辺でおすすめの【お土産】

 

箱根関所限定!寄木細工の魅力

箱根関所のお土産で特に人気なのが、箱根の伝統工芸品「寄木細工」です。色とりどりの木材を組み合わせて美しい幾何学模様を作る技術で、江戸時代から続く箱根の代表的な工芸品です。

人気No.1:秘密箱(ひみつ箱)・からくり箱

  • 価格:1,000円~5,000円
  • 特徴:正しい手順でしか開かないパズルボックス
  • 用途:小物入れ、プレゼント、インテリア
  • 魅力:解く楽しさと美しいデザイン

その他の寄木細工アイテム

  • コースター(500円~):日常使いできる手頃な価格
  • 小箱・アクセサリーケース(1,500円~):女性へのプレゼントに最適
  • 食器類(2,000円~):来客用としても喜ばれる
  • 文具類(800円~):実用的で職場でも使える

箱根関所オリジナルグッズ

  • 関所手形風クリアファイル(300円)
  • 江戸時代風手ぬぐい(800円)
  • 関所キャラクターグッズ(500円~)
  • 通行手形レプリカ(1,200円)

お土産選びのコツ

  1. 予算に合わせて選択:500円から5,000円まで幅広い価格帯
  2. 実用性を重視:日常で使えるものが喜ばれる
  3. 箱根限定:他では買えない特別感のあるものを
  4. 軽量・コンパクト:旅行の荷物を考慮して

購入場所

  • 箱根関所資料館内売店:品揃え豊富、専門スタッフによる説明
  • 周辺土産物店:比較検討が可能

まとめ

箱根関所は、単なる歴史的建造物ではありません。江戸時代の雰囲気を完全に体感できる日本で唯一の関所として、現代に生きる私たちに貴重な体験を提供してくれる特別な場所です。

箱根関所で得られる5つのベネフィット

  • 江戸時代へのタイムスリップ体験:完全復元された関所で、当時の緊張感や雰囲気を肌で感じることができます
  • 芦ノ湖と富士山の絶景:歴史見学と同時に、日本屈指の美景も楽しめる一石二鳥の体験
  • 家族全員で楽しめる学習体験:子どもから大人まで、それぞれのレベルで日本史を学べます
  • 写真映えする特別な思い出:江戸時代の衣装体験や牢屋体験など、SNS映えする写真が撮れます
  • 箱根観光の拠点:関所を起点に、箱根神社や恩賜箱根公園など他の観光地へもアクセス良好

30分から1時間という短時間で、これほど充実した体験ができる観光地は珍しいでしょう。入場料もリーズナブルで、箱根フリーパスがあればさらにお得に利用できます。

「歴史なんて興味ない」と思っている方でも、実際に関所を訪れれば、江戸時代の人々の暮らしや苦労、そして知恵に触れることで、新たな発見と感動を得られるはずです。

箱根を訪れる際は、ぜひ箱根関所を旅程に加えてみてください。江戸時代の扉を開いて、400年前の日本へのタイムトラベルを楽しんでみませんか?きっと、あなたの箱根旅行がより一層特別で思い出深いものになることでしょう。